Our story 【#006】 スタッフ経歴 〜 糸屋さん(H編) No.3 〜
|前回 No.2からの続き
夜勤の仕事は過酷なものでした。
2000坪もある工場をひとりで12時間稼働さす。
機械が終われば糸を降ろして片付ける。
そして新しい糸をセットして再稼働。
機械が止まれば糸を掛けなおし、糸をつなぎ、 不具合があれば修理して掛けなおす。
ひたすらそれの繰り返し。
稼働率の高い時期はまったく休憩することができませんでした。
ついこないだまでは夜勤2人体制やったんやで。とか。
不思議と考えなかったですね。。。
何より、毎日12時間一人で機械をずっと触ってることができる。
ちょっと楽しかったんだと思います。
ヒートセットの入っている設備に挟まれているところとかはめちゃくちゃ暑いんです。
汗が噴き出すくらい。
夏場はえぐかったです、たぶん50度とか超えてたんじゃないかな。
パンスト用の仮撚機の棟は「日本人は無理なんや」て言うて、ブラジル人の人しか働いてませんでした。
それでも夜勤は、ほかの場所涼しいんですよね。
その寒暖差でおなかこわすんです。。。
そして体力を奪われていく、、、
夏場にね汗だくになって12時間、かなり歩くじゃないですか。
当時お金がなくてスーパーで買った靴履いてたのもあるのかもですけど、
足の裏の皮の分厚いの、両足ズルっと剥けたことあるんです。
足の裏、真っ赤かのぷにゅぷにゅ。
両足包帯ぐるぐるでサンダルになってしまって。
でもそれから、夜勤定期的に代わってもらえるようになりました。
続く
Written by staff H
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